重要なポイント:
- ビットコイン、イーサリアム、その他の主要な暗号資産は、地政学的な好ニュースを受けて月曜日に上昇した。
- トランプ大統領がイラン合意の進展を示唆したことで、世界的にリスク資産が押し上げられた。
- ある分析会社は、上昇局面においても投資家が暗号資産を保有し続ける傾向にあると指摘している。
重要なポイント:

ビットコインは月曜日に4.5%上昇し、71,205ドルで取引された。これはドナルド・トランプ大統領がイランとの合意に向けた進展を発表し、世界的なリスク回避姿勢が和らいだことを受けたものだ。
オンチェーン分析の大手であるCryptoQuantのアナリストはノートの中で、「この動きはオンチェーン固有の要因ではなくマクロ要因によるもので、投資家は上昇局面で売却するよりもポジションを維持することを明確に好んでいる」と述べた。
CoinglassのUTC 22:00時点のデータによると、この上昇により過去12時間で主要取引所のショートポジションが1億5,000万ドル以上清算された。ビットコインのドミナンスは54.5%で安定し、BTC先物の未決済建玉は3%増の352億ドルとなり、市場への新規資金流入を示唆した。
今回の動きにより、ビットコインは2026年3月の史上最高値である73,000ドルの主要な抵抗線に向かっている。この水準を安定して上抜ければさらなる価格発見への道が開ける可能性があるが、失敗すれば68,500ドル付近のサポートを再テストすることになるだろう。
暗号資産の上昇は伝統的金融市場の動きと連動しており、S&P 500は1.2%上昇し、原油価格は地政学的リスクプレミアムの低下により2%下落した。イーサリアムもビットコインに追随して5.2%上昇し3,640.15ドルとなったほか、XRPやドージコインも大幅な上昇を記録した。
分析会社が言及した「ガチホ(保有維持)」戦略は、既存の投資家が今回の価格の強さを出口戦略として利用していないことを示唆している。むしろ、データはさらなる上昇を期待していることを示しており、未決済建玉の増加がその心理を裏付けている。これは、利益確定売りがより顕著だった過去の上昇局面とは対照的である。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。