要点
- iSharesビットコイン・トラスト(IBIT)が50日単純移動平均線と21日指数平滑移動平均線を回復し、ポジティブなテクニカルシグナルを形成しました。
- 強気のアセンディング・トライアングル(上昇三角形)が形成されており、ビットコイン連動型ETFが42ドルの水準を上抜ける可能性を示唆しています。
- ブレイクアウトが確定すれば、2026年半ばまでに現在の水準から20%の上昇となる50ドルの目標価格に達する可能性があります。
要点

iSharesビットコイン・トラスト(IBIT)は2つの主要なテクニカル指標を上回り、ビットコインが伝統的なリスクオン資産のように振る舞い始める中で、持続的な底打ちが確認された可能性を示唆するチャートパターンを形成しています。
バロンズ・インベスター・サークルのシニア・テクニカルアナリスト、ダグ・ブッシュ氏はノートの中で「強気のアセンディング・トライアングル(上昇三角形)が形成された」と述べています。この分析は、大幅な調整後の同ファンドの最近の強さを強調しており、長期的な買い手が再び主導権を握っていることを示唆しています。
分析によると、40.75ドル付近で取引されていたIBIT ETFは、現在50日単純移動平均線と21日指数平滑移動平均線の両方を回復しています。42ドルの節目を決定的に上抜ければ、強気パターンが確定し、ブッシュ氏によれば「2026年半ばまでに50ドルに向けて急速に上昇する可能性がある」とのことです。強気シナリオのサポートラインは39ドルの水準と特定されています。
このテクニカルな状況は、10月6日のピークから42%下落した弱気期間を経てのものです。分析では、週足でのダブルボトム形成や3月の強気のローソク足パターンを含む最近の持ち合いは、売り圧力が減退していることを示していると指摘されています。また、レポートでは、Grayscale Ethereum Stalking ETFとの比較チャートに基づき、IBITが暗号資産の競合であるイーサリアムをアウトパフォームしていることにも触れています。ビットコインがゴールド(金)からハイベータ資産としての地位を奪還する可能性も指摘されており、SPDRゴールド・シェアETFとの主要な比率チャートは、短期的な下降トレンドのブレイクアウトに近づいています。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。