主なポイント:
- バーンスタイン、マイクロンの目標株価を510ドルから1300ドルに引き上げ、従来予想を2倍以上に
- 同社のHBM4サプライヤーとしての戦略的役割を評価
- 新たな目標株価はマイクロンの終値1133.99ドルから約15%の上昇余地を示唆
主なポイント:

バーンスタインはマイクロン・テクノロジーの目標株価を510ドルから1300ドルに引き上げ、AIメモリー需要の急増を背景に従来の推定値を2倍以上に引き上げた。
「エヌビディアのAIプラットフォーム向け高帯域メモリーの主要サプライヤーとしてのマイクロンの立場は、より高いバリュエーションを正当化する」とバーンスタインのアナリストはリポートで述べた。
新たな目標株価はマイクロンの前回終値1133.99ドルから約15%の上昇余地を示唆する。今回の目標株価引き上げは、マイクロンがエヌビディアのHBM4サプライチェーンに組み込まれたことを受けたもので、同社の製造能力はフル稼働状態にある。
510ドルから1300ドルへの790ドルの引き上げは、今年の主要半導体銘柄に対する単一目標株価の引き上げとしては最大級のものとなる。バーンスタインの従来の目標株価510ドルは、現在のAIインフラ建設がHBMメモリー需要を加速させる前に設定されていた。
この大幅な修正により、バーンスタインはウォール街で最も強気な見方を示す一角となった。MarketBeatによれば、同銘柄には買い相当の評価が35、保留が4、売り推奨はゼロとなっている。マイクロンは6月24日に四半期決算を発表する。
マイクロンは年初来で50%以上上昇し、1000ドルの大台を突破。ハイパースケールクラウド事業者やAIインフラ構築企業が生産分を即座に買い取る状況が続いている。同社は需要に対応するため設備投資コミットメントを拡大している。
機関投資家の保有比率は浮動株の75%を超え、ブラックロックが1億300万株を保有。ゴールドマン・サックスは最近の提出書類によると保有比率を56%増加させた。
今回の目標株価引き上げは、バーンスタインが今回のメモリーサイクルは一時的な購買ではなく構造的なAI需要に牽引され、過去のパターンよりも持続的になると予想していることを示唆する。投資家は6月24日のマイクロン決算発表で、HBMの利益率と生産能力拡大に関する最新のガイダンスに注目するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。