主なポイント:
- BBHは米ドル高によりGBP/USDが1.3100に向けて下落すると予測
- 同通貨ペアは1.3240付近で取引され、1%以上の下落余地を示唆
- 1.3100を下回ると、1.3000台への道が開かれる可能性
主なポイント:

ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)は金曜日の調査ノートで、英ポンドは米ドルに対して1.3100に向けて下落すると予想されるとし、その主な逆風として根強い米ドル高を挙げた。
「上振れした生産者物価データと中東情勢の緊迫化によるドルの勢いは、引き続きポンドに重しとなっている」とBBHの調査チームは述べた。
GBP/USDは欧州早朝の取引で1.3240付近で推移しており、1.3100のターゲットに達した場合、現在の水準から1%超の下落となる可能性を示唆している。この通貨ペアは今週すでに約0.3%下落しており、木曜日に発表された市場予想を上回る米生産者物価指数(PPI)データを受けてドル指数が99.50を超えて再び上昇したことが背景にある。
1.3100の水準は、5月初旬に最後に試された重要なサポートゾーンであり、当時ポンドは一時的にその閾値を下回った後に反発した。テクニカルアナリストによると、この水準を下回れば、心理的節目である1.3000台への道が開かれる可能性がある。
BBHによるポンドの弱気予測は、市場が連邦準備制度理事会(FRB)とイングランド銀行(BOE)の相対的な金融政策の方向性を再評価する中で出された。FRBの利下げに対する慎重な姿勢は、粘着性のインフレデータによって強化され、ドルの追い風となっている一方、BOEはより困難な成長見通しに直面しており、早期の緩和が必要となる可能性がある。
ポンド保有者にとって、BBHの予測は慎重な短期見通しを示唆しており、1.3100の水準が重要な分岐点として機能している。トレーダーは、来週発表される英国のインフレデータと、FRBが選好するインフレ指標であるコアPCE価格指数を、次の方向性を左右する材料として注視するだろう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではない。