重要なポイント
- 豪ドルは、24時間以内に2つの重要な経済イベントを控え、トレーダーが注視する中、0.7200の抵抗線をテストしています。
- オーストラリアの第1四半期CPI(予想:前年比4.2%)は、オーストラリア準備銀行(RBA)の金利パスにとって極めて重要な触媒となります。
- 米連邦準備制度(FRB)の政策決定が米ドルの動きを左右し、AUD/USDペアにさらなる不透明感をもたらしています。
重要なポイント

豪ドルは火曜日、0.7200付近で底堅く推移しました。トレーダーは、24時間以内に予定されているオーストラリアの第1四半期インフレデータと米連邦準備制度(FRB)の政策決定という2つの主要イベントを前に、大きなボラティリティに備えています。
「今後のデータが必要な触媒となるため、豪ドルにとって極めて重要な局面です」と、大手銀行のFX戦略担当者は述べています。「強いCPIの結果が出れば、市場はRBAの利上げを完全に織り込む可能性があり、一方でFRBがハト派的であれば、通貨にとって二重の追い風となる可能性があります。」
AUD/USDペアは0.7228の抵抗線付近で取引されており、当面の支持線は0.7120に見られます。データ発表後、いずれかの方向へのブレイクアウトが予想されます。また、日本銀行が政策金利を0.75%に据え置いた後、3人の委員が利上げを支持して反対票を投じ、インフレ懸念の高まりを示唆したことを受けて、市場は円高の動きも消化しています。
主な注目点はオーストラリアの第1四半期CPIで、コンセンサス予想は前年比4.2%の上昇となっています。予想を上回る数字が出れば、オーストラリア準備銀行(RBA)に対してさらなる金融引き締めを検討する圧力が強まり、通貨を押し上げる可能性があります。逆に、弱い数字が出れば豪ドルの重石となる可能性があります。FRBは金利据え置きが広く予想されていますが、そのフォワードガイダンスが米ドルに与える影響が注視されるでしょう。
中東の地縁学的な緊張がセンチメントの重石となり続けており、市場全体では警戒感が持続しています。投資家がFRBの決定を待つ中、金価格は2.1%下落して1オンスあたり 4,585.21 ドルとなり、約4週間ぶりの低水準に落ち込みました。一方、原油価格は供給制約を反映して3%以上上昇し、ブレント原油は1バレルあたり 111.60 ドルまで上昇しました。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。