主なポイント:
- 地政学的緊張の緩和を背景に、豪ドル/米ドルは2026年3月下旬の安値から約360ピップ上昇しました。
- 現在は0.7200の主要なテクニカル抵抗線に近づいており、これが直近の上昇を抑制する可能性があります。
- 0.7200の抵抗線を突破して上昇トレンドを再開する前に、反落またはもみ合いが発生する可能性があります。
主なポイント:

豪ドルは3月下旬以来、米ドルに対して360ピップ近く上昇しましたが、通貨ペアが0.7200レベルという重要なテクニカルの壁に近づくにつれ、その上昇は現在リスクにさらされています。この上昇は、米国とイランの停戦発表後のリスクセンチメントの改善が主な要因となりました。
大手銀行のシニア通貨戦略担当者は、「豪ドル/米ドルは停戦のニュースを受けて力強い動きを見せましたが、0.7200に近づくにつれて上昇は行き過ぎのように見えます」と述べています。「短期的には、利益確定売りが見られ、このレベルを突破するための新たな材料が不足しています。」
豪ドル/米ドルは2026年4月16日の早朝取引で、0.7200の抵抗線のわずか手前である0.7190の高値を付けました。このレベルは主要な心理的およびテクニカル的なポイントであり、以前はサポートとレジスタンスの両方の役割を果たしてきました。日足チャートの相対力指数(RSI)も買われ過ぎの領域に近づいており、上昇の勢いが衰えている可能性を示唆しています。
0.7200を上抜けられなかった場合、平均回帰による下落が引き起こされる可能性があり、最初のサポートは0.7100〜0.7120付近に見られます。しかし、地政学的リスクの低下により、豪ドルのファンダメンタルズは改善しています。0.7200を下回る水準でのもみ合い期間は、将来の上方突破の試みに向けた土台を築く可能性があり、次の主要な抵抗線は0.7350付近に見られます。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。