- 上半期の売上総利益率は3ポイント以上拡大し、48.5%に達しました。
- 調整後EBITDAは前年比51%増の6,400万ポンドとなり、アナリスト予想を上回りました。
- 収益性改善の兆しが好感され、株価は6週間ぶりの高値に上昇しました。
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オンライン小売のASOS PLCの株価は、上半期の収益性が大幅に改善し、売上総利益率が48.5%に拡大したとの発表を受け、9%以上急騰しました。
「今回の結果は、より収益性が高くキャッシュ生成能力のあるビジネスに焦点を当てた当社の再建計画が進展していることを示しています」と、同社の広報担当者は声明で述べました。
2026年度上半期について、ASOSは前年比51%増となる6,400万ポンドの調整後EBITDAを報告しました。売上総利益率が300ベーシスポイント以上改善したことが収益性向上の主な要因となりましたが、同期間の売上高や1株当たり利益(EPS)の数値は開示されませんでした。
株価は6週間ぶりの高値となる245.88ペンスまで上昇しました。利益率の回復は、ホセ・アントニオ・ラモス・カラモンテCEOによる再建戦略が定着しつつあることを示す最初の具体的な兆候となりました。この好意的な反応は、投資家が現時点では売上成長指数の欠如を重視せず、競争の激しいファストファッション市場における持続可能な利益への道筋に注目していることを示唆しています。
この報告は、オンライン衣料品小売業者にとって厳しい環境の中で発表されました。競合するBoohoo Group PLCなども、高い在庫水準と激しい販促活動に苦戦しています。ASOSは在庫水準の削減に取り組み、業界全体の収益性を損なってきた大幅な値引き販売からの脱却を積極的に進めてきました。
堅調なマジンパフォーマンスは、ASOSの在庫管理と販促の抑制への注力が成果を上げていることを示しています。投資家は今後、同社がこの収益性を下半期の売上成長に結びつけられるかどうかに注目することになります。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を意図するものではありません。