重要なポイント
- 製品売上高の4%増加を背景に、2026年第1四半期の利益が18.2億ドルになったと報告。
- ProliaやXgevaといった主力薬の特許切れによる圧力の中で発表された決算。
- 投資家はパイプライン、特に肥満症治療薬の候補であるMariTideに関する最新情報に注目している。
重要なポイント

バイオテクノロジー大手のアムジェン(Amgen Inc.)は、製品売上高が4%増加したことにより、第1四半期の利益が18.2億ドルになったと発表した。投資家は旧製品の売上減少を補う新薬の動向を注視している。
決算は4月30日の市場引け後に発表された。アナリストは、特許切れという逆風に直面する中で、EvenityやRepathaなどの新薬がどのようなパフォーマンスを示しているかを精査している。
同社はウォール街の予測と比較するための総売上高や1株当たり利益の詳細を即座には公表しなかった。報告に先立ち、ザックス(Zacks)が調査したアナリストは、売上高84.9億ドル、1株当たり利益4.73ドルと予測していた。製品売上高の4%増は、転換期にあるポートフォリオにとって重要な指標である。
今回の報告は、アムジェンが主力薬であるProliaとXgevaの特許が2025年に切れるという困難な時期を舵取りする中で発表された。過去1年間に20%以上上昇した同社の株価は、将来の成長ドライバーに関するいかなるガイダンスにも敏感に反応するだろう。
骨粗鬆症治療薬のEvenityやコレステロール低下薬のRepathaを含むアムジェンの新製品の売上は、成長の主要な原動力になると期待されていた。しかし、同社は古いポートフォリオによる大幅な収益減少に直面している。バイオシミラーの発売後、ProliaとXgevaの売上は大幅に減少すると予想されていた。同様に、炎症治療薬のEnbrelやOtezlaも価格圧力やジェネリック医薬品との競争に直面している。
今四半期の業績は、アムジェンのパイプラインが新たな主力薬を生み出す緊急性を浮き彫りにしている。市場は、将来の最も重要な成長触媒と見なされている、高収益なGLP-1肥満症治療薬市場におけるアムジェンの対抗馬「MariTide」に関する最新情報を熱望している。臨床試験の進捗や発売時期に関する詳細は、投資家向け電話会議で明らかにされる見通しだ。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。