主なポイント:
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、5月5日に2026年第1四半期の売上高を約98億ドル(前年同期比32%増)と報告する見通しです。
- アナリストのコンセンサスでは、同社のデータセンターおよびAIチップに対する強い需要を背景に、1株当たり利益が33.3%増の1.04ドルになると予想されています。
- この報告は、データセンターおよびAI部門の売上高が22%急増した競合他社インテルの好決算に続くもので、CPUおよびGPUハードウェア市場の堅調さを示唆しています。
主なポイント:

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(NASDAQ: AMD)は、5月5日に第1四半期決算を発表する予定です。人工知能(AI)への投資支出が広範囲にわたって急増する中、投資家は同社のデータセンター部門の継続的な成長を注視しています。同チップメーカーは、プロセッサに対する需要が持続していることの表れとして、売上高を前年同期比32%増の約98億ドルと予測しています。
D.A.デビッドソンのアナリスト、ギル・ルリア氏は顧客向けメモの中で、AMDのCPU部門における「有意義な上振れ要因」と構造的な需要増加が最近の格上げを促したと述べました。同社はAMDの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を220ドルから375ドルに上方修正しました。
カリフォルニア州サンタクララに本社を置く同社は、AIインフラへの投資急増の恩恵を受けています。第1四半期について、アナリストは調整後1株当たり利益が前年同期比33.3%増の1.04ドルに達すると予想しています。これは、AMDのデータセンター部門の売上高が39%増の54億ドルに達した四半期に続くものです。同社の非GAAPベースの売上高総利益率は、約55%で安定的に推移する見通しです。
今回の発表は、ライバルのインテル(NASDAQ: INTC)の好調なデータセンター部門の業績に続くものです。インテルは直近の四半期において、データセンターおよびAI部門の売上高が22%増の51億ドルに急増しました。インテルの好調は、中央処理装置(CPU)と、AIアプリケーションを動かすグラフィックス処理装置(GPU)の両方にとって市場が健全であることを示唆しており、AMDはこの市場でエヌビディア(NASDAQ: NVDA)と激しく競合しています。
ウォール街はAMDに対して概ね強気であり、Barchartが追跡しているアナリスト45人のうち32人が同社株を「強い買い」と評価しています。この楽観論は、AI関連の需要が引き続き加速するとの期待に支えられています。スティフェル・ニコラウスは最近、目標株価を280ドルから320ドルに引き上げ、「買い」の評価を維持しました。AIインフラ需要が予想を上回り続けるとの自信を理由に挙げています。
AMDの株価は過去1ヶ月で65%上昇、過去1年では240%以上上昇しており、5年平均倍率に対してプレミアムを付けて取引されています。高いバリュエーションは、拡大するAIおよびデータセンター市場における同社の成長軌道に対する市場の期待を反映しています。
株価の上昇が続いていることで、同社には市場予想を大幅に上回る決算を出し、今後の予測を引き上げなければならないというプレッシャーがかかっています。投資家は、現在のAI構築による勢いが2026年の残りの期間も維持できるかどうかの兆候を探っており、第2四半期のガイダンスが大きな焦点となるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資助言を構成するものではありません。