要点:
- 第1四半期の売上高は前年同期比38%増の102.5億ドルとなり、予想の98.9億ドルを上回りました。
- 人工知能(AI)需要に後押しされ、サーバー向けCPU市場は2027年までに1,200億ドル規模に達すると予測しています。
- 第2四半期の売上高見通しを、前年同期比46%増の112億ドルと発表しました。
要点:

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(NASDAQ: AMD)は、第1四半期の売上高が前年同期比38%増の102.5億ドルとなり、アナリスト予想を上回ったと発表しました。また、データセンター事業の好調を背景に、第2四半期の業績見通しを引き上げました。
「データセンター向けCPUの時代が到来した」と、同社経営陣は決算説明会で述べ、人工知能(AI)インフラの構築に関連した需要の急増を指摘しました。AMDの株価は年初来で90%以上上昇しています。
データセンター部門の大幅な加速が牽引し、同社の業績は純利益、売上高ともにコンセンサス予想を上回りました。AMDのクライアント部門およびゲーミング部門も2桁の成長を記録しました。
今回の結果は、ハイテクAIチップ市場において、AMDがエヌビディア(Nvidia)やインテル(Intel)といった競合他社との競争力を高めていることを示しています。サーバー向け中央演算処理装置(CPU)の売上が50%以上増加したことで、データセンター部門の売上高は前年同期比57%増の58億ドルに達しました。同社はこの成長率が第2四半期には70%に加速すると見込んでいます。
AMD経営陣は、サーバー向けCPUの有効市場(TAM)が2027年までに1,200億ドルに達すると予測しており、これは「エージェンティックAI(自律型AI)」の需要を理由に、以前の予測から大幅に上方修正されたものです。同社はこの市場の半分以上を獲得できると考えています。この成長は、データセンターにおけるグラフィックス処理装置(GPU)とCPUの比率が、これまでの「8対1」から「1対1」へとシフトしている傾向に支えられています。
第2四半期の売上高については、112億ドル(プラスマイナス3億ドル)を見込んでおり、これは前年同期比46%の成長に相当します。また、調整後売上高総利益率の目標を、第1四半期の55%から56%に引き上げました。
更新された予測は、経営陣がAI顧客からの需要加速を期待していることを示唆しています。投資家は、継続的な勢いの主要な指標として、下半期に開始予定のOpenAIおよびメタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)との大規模なGPU契約の進展に注目することになるでしょう。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。