- アルファマブ・オンコロジーのKN026が、2026年ASCO年次総会での最新速報(LBA)口頭発表に選出されました。
- 第III相試験では、HER2陽性乳がんに対する術前補助療法としてのKN026を評価しています。
- このニュースにより、香港市場でアルファマブの株価(09966.HK)は4%以上上昇しました。
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アルファマブ・オンコロジー-B(09966.HK)の株価は、HER2陽性乳がん治療薬KN026が2026年米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会での最新速報プレゼンテーションに選出されたとの発表を受け、4.387%上昇しました。
同社は声明の中で、「この試験は、復旦大学上海がんセンターの邵志敏教授を主任研究者として主導されたもので、中国発の革新的治療法が国際的な学術舞台で大きな節目を迎えたことを意味します」と述べています。
KN026-004として知られる第III相臨床試験は、無作為化多施設共同試験です。この試験では、カルボプラチンの併用有無にかかわらず、KN026とドセタキセル注射液(アルブミン結合型、HB1801)の併用療法の有効性と安全性を評価しています。これは、HER2陽性の早期および局所進行乳がん患者を対象とした、トラスツズマブ+ペルツズマブ+ドセタキセル(カルボプラチンの併用有無を問わず)の標準治療と比較されています。KN026は、石薬集団(CSPC Pharmaceutical Group、01093.HK)の子会社と共同開発されています。
世界トップクラスのがん学会であるASCOでのLBA口頭セッションへの選出は、その知見が極めて重要であり、臨床現場に影響を与える可能性があることを示唆しています。このニュースは、同じくHER2陽性がんを標的とするザイムワークス(Zymeworks)のザニダタマブ(zanidatamab)などの薬剤が競合する領域において、KN026の存在感を高めるものです。
市場の好意的な反応は、KN026のポテンシャルに対する投資家の楽観的な見方を浮き彫りにしています。ASCO総会でのプレゼンテーションはアルファマブにとって重要なイベントとなり、将来的な承認申請や商業化への道を開く可能性があります。
この記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。