- 競合他社より20%以上大きい造形サイズと、最大30%速いプリント速度を実現したデュアルレーザーシステム「SLA 825 Dual」を発表。
- リアルタイム監視とプロセス制御のための「AddiTrak」ソフトウェアをリリースし、積層造形の工場内統合の向上を目指す。
- 新プラットフォームは量産規模の用途をターゲットとしており、3Dシステムズが産業製造市場のシェアをめぐってより有利に競争できる体制を整える。
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3Dシステムズ(NYSE: DDD)は、最大30%のプリント速度向上を実現する新型デュアルレーザー3Dプリントプラットフォームと、工場全体のプロセス制御を可能にする次世代ソフトウェアプラットフォームにより、量産規模の積層造形への展開を加速させています。この動きにより、同社は産業製造市場においてより大きなシェアを求めて積極的に競争する姿勢を鮮明にしました。
2026年4月13日に行われた発表では、競合システムと比較して20%以上大きな造形サイズを特徴とする「SLA 825 Dual」のグローバル展開の詳細が明らかにされました。同社はプレスリリースの中で「新プラットフォームは、精密生産用途のスループットを向上させるために設計された」と述べており、大量生産分野においてストラタシス(SSYS)やVelo3D(VLD)といった競合他社に直接的な戦いを挑んでいます。
新型ハードウェアに加え、3Dシステムズは複数台の稼働監視、プロセス制御、およびデータ収集のための統合ソフトウェアプラットフォーム「AddiTrak」をリリースしました。このオンプレミス型ソフトウェアは、カスタマイズ可能な分析機能を提供し、プリンター群全体の安全かつリアルタイムな管理を可能にすることで、積層造形の規模拡大における主要な課題を解決します。
高スループットのプリントシステムと統合工場ソフトウェアの組み合わせは、3Dシステムズの競争優位性を大幅に強化する可能性があります。投資家にとって、この製品投入は収益性の高い産業セクターでの売上と市場シェア拡大を目指す直接的な戦略を意味し、競合の激しい市場環境で圧力を受けてきた株価のポジティブな再評価につながる可能性があります。SLA 825 Dualの成功とAddiTrakの普及は、同社が既存の大手メーカーから工場内シェアをどれだけ奪えるかを決定する上で極めて重要となるでしょう。
本記事は情報提供のみを目的としており、投資勧誘を構成するものではありません。