主なポイント:
- 2026年第1四半期(Q1)の13F提出書類によると、3人の億万長者がアルファベット(GOOGL)を売却
- 2人の億万長者はクラウドとAIの成長を理由にポジションを増加
- アルファベット株は年初来11%上昇、Q1収益は1099億ドルに達する
主なポイント:

2026年第1四半期の13F提出書類により、億万長者投資家の間でアルファベット社に対して見解が分かれていることが明らかになった。5月のSEC開示書類によると、3人が保有株を売却する一方、2人がポジションを増やしている。
「アルファベットは依然として中核的な保有銘柄だが、確信度の高いAI関連銘柄に振り向けるため、一部を売却した」と、売却した運用会社の1人は、Edgenが確認した第1四半期の投資家向けレターで述べている。売却した3人は、バリュエーション懸念とAIインフラ関連銘柄への資金ローテーションを、エクスポージャー削減の主な理由として挙げた。
アルファベット株は木曜日の取引終了時点で年初来11%上昇し、第1四半期に4.2%下落したS&P500種株価指数をアウトパフォームしている。同株の過去12カ月のトレーリング株価収益率(PER)は27.8倍で、ハイテクセクター全体の平均倍率を下回る。同社は第1四半期の収益が1099億ドルで前年同期比22%増、1株当たり利益は5.11ドルと、コンセンサス予想の2.63ドルを上回ったと報告した。Google Cloudの収益は63%増の200億ドルとなり、受注残高は約4600億ドルに達した。
第1四半期にアルファベットのポジションを追加した2人の億万長者は、同社の拡大するクラウド事業とAIの収益化の可能性を重要な原動力として挙げている。アルファベットは2026年の設備投資について1750億~1850億ドルのガイダンスを示し、AIデータセンターインフラへの積極的な投資を示唆している。億万長者らのポジションの分岐はGOOGLの短期的な見通しに不透明感をもたらしており、次なる株価変動要因は7月下旬に予想される第2四半期決算発表となる。洗練された投資家の間での見解の相違は、市場が依然として、アルファベットのAI支出を持続的な収益成長に転換する能力に関する相反する見方を織り込んでいることを示唆している。